カンポット:都会から離れ、ゆったり過ごす海辺の街

東南アジア
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皆さんこんにちは、カンボジア在住 つっしーです。

カンボジアというと「アンコールワット」のイメージが強いですが、遺跡群のあるシェムリアップや首都のプノンペン以外にも魅力的な街は沢山あります。

今日はその一つ「カンポット」をご紹介します。

カンポットはどこにあるの?

カンポット(Kampot)はプノンペンから150kmほど離れています。バスを使うと3~4時間ほどで着きます。カンボジアの街としては珍しく海に面しており、プチリゾートとして名高いケップなども近くにあります。

地図で見るとカンポットはカンボジアの下側になります。

プノンペン ⇄ カンポット間は汽車 or バスで向かうことができます。

汽車6時間前後$10~
バス3~4時間$10~
移動手段の概要

値段はあまり変わらないのですが、所要時間に大きな差があります。
普通にカンポットに向かいたい人にはバスがオススメです。一方でゆっくりとカンボジア南下をローカル列車で楽しみたい人は汽車が良いかもしれません。友人曰く、停車する各駅の駅舎や周辺の景色を眺めるのが楽しい. とのことでした。

カンポットに行ったらすること 3選

1. ペッパー農園

カンボジアは世界的に有名な胡椒の産地で、特にカンポットは国内でも有数の産地となっています。
見学可能な農園もあり、胡椒について学んだり、胡椒を使った料理を味わったりできます。白や黒、赤胡椒などたくさんの種類があり、料理に合わせて最適な胡椒を選ぶことができます。

La Plantation
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プノンペン市内のスーパーでもよく見かけるブランド「La Plantation」の農園です。ホテルが併設されているほか、農園の見学ツアー(コショウの試食もあり)やレストランでコショウ料理を楽しめたりします。

3月ごろの収穫時期であれば、実際にペッパーが木に成っているところを観察できます。
たくさんのオリジナル商品があり、お土産に重宝します。

これらの農園へはカンポット市内から自分でトゥクトゥクを手配して向かうことができます。KKdayなどでツアーもあるので、そちらもおススメです。

2. ケップ湾 ビーチ

静かな港町がお好みであれば、かつてフランスの避暑地として栄えたケップ(Kep)もおススメです。ケップ国立公園では、豊かな自然の中でトレッキングやバードウォッチングを楽しめます。一方で美しいビーチや島々もあり、のんびりとした時間を過ごしつつ、カニやカキを食べたい方にも人気です。カンポットからトゥクトゥクで約1時間ほどとアクセスも良く、日帰り旅行にも最適です。

The Wave – Kep West Restaurant in Kep
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ケップの海沿いにあるレストランテラスのような場所です。海を見ながら食事を楽しんだり、時間帯によってはマリンスポーツ体験もでき、リゾートも併設されています。公式サイトはこちら

オープンテラスは風が抜けて気持ち良かったです。
天気が良いとかなり遠くまで見渡すことができます。

3. 街ぶら散歩

個人的に好きなのがカンポット川沿いの散歩です。フランス統治時代のコロニアル建築が立ち並び、レトロな雰囲気が漂います。川岸には地元のレストランも軒を連ね、のんびりとした時間を過ごせます。夕方の時間帯には5ドルほどでクルーズに乗るのもおススメで、船からのホタル観賞が人気です(私が行ったときには少しだけ見えました)。

Starbucks | Fish Market
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歴史ある旧魚市場の建物に佇む伝統とモダンが融合した空間です。テラス席からの眺めも良く、私はカンポット柄のマグカップ(小さいやつ)を買いました。

夜のライトアップも美しいです。
テラスからはEntanou Bridge(バイク専用橋)も見ることができます。

Seahorse
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タツノオトシゴ像はカンポット川沿いに2024年に完成しました。シンガポールの何かを模した気がしてなりませんが、観光客のみならず地元の人も集まるフォトスポットです。

写真は平日の様子。平日はそこまで混んでいません。
2024年夏にはタツノオトシゴ像の川を挟んで向かいに時計台ができました。

まとめ

カンポットは、ペッパー農園やコロニアル建築、そして美しいビーチが調和する魅力的な街です。川沿いを散策すれば、のどかな風景とローカルな雰囲気が楽しめます。普段はヨーロッパの方が多く、日本人の旅行客もあまりおおくありません。静かで穏やかな時間を過ごしたい方にはぴったりの場所でした!



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